雑記

麺はこってり感想はあっさり。

誰も教えてくれない馬券のこと

ウマ娘の世界には馬券の概念はないので誰も馬券のことなんて教えてくれないし、競馬場に行っても教えてくれるのは馬券の"買い方"だけ、この記事ではデアリングタクト銀行、コントレイル銀行が破綻して有り金全部溶かしかけた方にこそ見ていただきたい記事になります。

 

ちなみにですが、この記事を読んでも"馬券で勝てる"ようにはなれないと思います。なぜなら僕自身が馬券で勝てていない側の人間だからです。

 

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まとめ

 

わかってる人はブラウザ閉じちゃって大丈夫です。

1つずつ解説していきます。

 

馬券は買った時点で負けている

競馬のオッズはパリミュチュエルによって決まっています。パリミュチュエル方式についてはWikipediaが詳しいのでそちらをご参照ください。

パリミュチュエル方式 - Wikipedia

どういうことかというと、10人で10個入りのアメちゃんを分けようとしたら2個パパに食べられちゃった感じ。

 

これが控除率と呼ばれて、馬券の種類にもよるけどだいたい20〜30%程度胴元が持っていきます。回収率75%でトントンと言われるのはこの辺ですね。だいたいの馬券は控除率に収束するとかしないとか。

 

馬券を買わなければ負けないっていうのはそういうことです。

 

馬券を買わないで儲けるのが勝ち確

馬券を買う行為がそもそもリスクなので買わない方がいいに越したことはない、でも馬券を買わなくても儲けられる方法があるんですか??

 

どういうことかというと情報を売りましょう。

レースの予想を打ったり、ノウハウを本に書いて出版したり…有料で予想を売ったり馬券の本を出版してる人は勝ち組です。馬券を買うリスクを取らなくても儲けられるので。

 

ただ前述のとおり馬券は基本的にパリミュチュエル方式で売られていますので、当たった人が少ないほど(=人気薄であるほど)自分の取り分が多くなります。穴馬は買われないから美味しいのであって、もし僕が馬券でバチボコに勝てていたらわざわざ自分の手を明かしてオッズを下げる行為はしませんけどね。

 

ネットで調べて出てくるような"馬券で勝つ方法"では勝てない

ここまで読んだ方ならなんとなく察しがつくことでしょう。日本語が怪しくなってきますが、そんじょそこらに転がっているような"馬券で勝つ方法"では勝てません。なぜかというと簡単に手に入るような馬券で勝つ方法がある程度織り込まれたオッズだからです。

サウスヴィグラスという馬がいて、その子どもはまあダートでしか走らないんですよ。その情報が周知の事実となった近年の競馬シーンではサウスヴィグラスのダート替わりを全部買っていたら勝てません。そもそもサウスヴィグラス産駒が芝を走ることが少ないしサウスヴィグラスが死んじゃったので産駒もそんなにいませんしね。

 

お金ではなく時間をかけろ

人気薄を根拠もって買うためのたった一つの方法はこれしかないと思っています。レースを見て不利を受けた馬、コースの良くないところを走った馬、馬の適性を見抜く、これを地道に続けていくしかないと思います。

逆にいえば長期的に見て勝つためにはこれくらいのことをするか、あとはAIに頼るしかないのではと。

 

 

おまけ:的中率と合成オッズ

そうは言っても買った馬が毎回来るとは限らないので的中率×オッズが1倍を超えるような買い方をするのは気をつけたほうがよさそう。

例えば単勝1.8倍の馬を買い続けるなら的中率は56%ぐらいないとプラスにはならないし、実際は単勝1.8倍の馬の勝率って45%ぐらいなんですよね。難しい。